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介護療養型医療施設に入る方法と手続きの注意点

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医師

介護療養型医療施設(療養病床)は長期の医学的管理、介護が必要な高齢者のための医療施設です。医療法人の運営であることが多く、医療サービスが充実しており、寝たきりの方など介護度の高い方が入所しています。
病状が安定しているが療養が必要な方が入所しており、痰の吸引やカテーテルなどの措置が必要な方でも入所が可能です。認知症の方も多く入所しています。
在宅介護を進める国の方針や、実際は介護や医療を必要としていない入居者が多いという批判もあり、全廃を予定していました。しかし、要介護度の高い利用者が増えてきたこと、将来もそうした高齢者が増え続けることが予想されることから、その重要性が高まってきました。
本来2011年度末には全廃される予定でしたが2017年度までに延長され、介護療養型医療施設は廃止するものの、その機能は適切な形で存続させる方針に厚生労働省は転換しました。どのように転換されるかは未だはっきりとはしていませんが、従来の老健より医療機能を強化した新型老健がその新しい役割を果たすのではないかと言われています。


途中で退去させられることも

廃止は見送られたようですが、定員制は減少傾向にあり入ることは難しいでしょう。もともと定員はほとんど埋まっており、入居待ちの方も同時に複数の場所への入居を申請していることが多いため、すぐに埋まってしまいます。
65歳以上で要介護1以上の介護認定を受けていないと、入所することはできません。施設によっても入所条件は異なります。また入所しても終身制ではなく、病状によっては退所させられることもあります。在宅介護が難しいため入所していた方の場合は、新たに入所する老人ホームなどを探さなければいけません。


入所には審査が必要となる

要介護1以上とはいっても、実際は介護度が高い方から優先的に入所します。入所申し込みは施設に申請し、主治医の意見書や診断書によって審査されます。審査は医師、看護師、介護士などから構成される介護認定審査会にて行われます。
申し込み手続きに必要な書類などは、もれが無いよう施設によく確認しておくことが大切です。定員に空きが出るかどうかは場所によって異なるので、同時に複数の施設に申し込みをするのが一般的です。ですが、その行為がのべ入所希望者を増やすことになり、入所の困難さにつながっています。

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