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介護で腰痛にならない介助のテクニック!

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腰痛

よりよい介護を実現するためには介助者の健康にも気をつけなければいけません。介助者が体を壊す原因として一番にあげられるのは腰痛です。近年の介護職の増加によってこの疾患に悩まされている人は増加しており、厚生労働省の調査によると、職業性疾病のうち6割を腰痛が占めているようです。
介護者の職業病ともいえる腰痛ですが、原因となっているのは何でどうしたら避けられるのでしょうか。


腰痛の原因になるもの

重いものを持ち上げる、腰をひねるなどの動作が痛みのきっかけになることは経験的に知られています。欧米では「持ち上げない介護」という方針が示されており、これは日本でも導入されてきています。ですが、腰痛の原因はきっかけとなる動作だけではありません。
腰に負担をかける姿勢を長時間続けていることが疾患を引き起こしやすくします。特に前かがみの姿勢が頚椎に負担をかけると言われています。前かがみになると前に倒れないように筋肉を使うため、腰に負担がかかってしまうからです。
おむつ交換、要介護者をベッドから車いすに移乗する、座っている要介護者に口腔ケアするなど、介護をする上ではつい前かがみの姿勢をとってしまう状況がしばしばあります。そうした積み重ねが痛みを起こしやすい環境を作ってしまいます。
リフトなどを導入して、要介護者を一人で抱きかかえないようにしていても、腰に負担をかける姿勢を長時間続けていると痛みの原因になります。


腰痛にならない介助のテクニック

常に負担がかからないような姿勢を心がけましょう。
前かがみの姿勢を減らすためには、要介護者となるべく体を近づけて作業することを意識しましょう。ベッドに片膝を付いて作業をする際は、かかとが太ももに付いた状態で作業をすれば腰に負担がかかりません。
ベッドの高さを上げるというのも、介助者と要介護者の距離を近づける効果があります。
低い姿勢になる時、つい腰を曲げてしまうことがありますが、これも腰にはよくありません。一回一回は少しの負担でも長く続けるとかなりの負担になってしまいます。姿勢を低くする時は膝を曲げましょう。
また、足と足の間を広げて重心を下げるということは安定のためには大切ですが、開き過ぎるのも腰のためにはよくありません。腰を深くおろしたまま体をひねると頚椎に大きな負担がかかるからです。
更に基本的なことですが、作業の間には小休止を取ることも重要なコツです。介護を続けていればどうしても負担はかかってしまうのは避けられません。疲労の蓄積を避けるのは大切ですが見過ごされがちな点でもあるので注意しましょう。

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