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シニア世代で注意したい!骨折しやすい場所

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骨折

高齢者になると体がどんどん衰えてきますから、思わぬ事故によって大怪我をしてしまうケースも多く見られます。怪我の中でも気を付けたいのが「骨折」であり、ちょっとした転倒でも骨を折ってしまうことがあります。その上、骨が折れると筋力が低下し、それまで健康だった人でも車椅子生活や寝たきりの生活を余儀なくされてしまう事例も数多く報告されています。


大腿骨頚部は治りにくい

特に注意したい部位としてはまず、「大腿骨頚部」が挙げられます。ちょうど足の付け根にある部位のことであり、この部位の骨を折ってしまうと治癒に時間がかかってしまいます。「関節包」と呼ばれている袋に包まれているため、もともと骨がくっつきにくいのです。
大腿骨頚部は、転倒した時に地面などに太ももを強くぶつけることによって、骨が折れてしまうケースが多くなっています。入院するケースが多く、症状によっては手術など大がかりな治療が必要になることもあります。


肋骨は折れやすいため注意

「肋骨」はシニアに限らず、どの年代でも比較的骨が折れやすい箇所と言えます。若い人でも、野球のバットを振ったり、ゴルフのスイングをしたりなど、ひねりの動作を加えた時に折れてしまう事例が多く見られます。
高齢者になると、何気ないことでも肋骨は簡単に骨折してしまうため厄介です。例えば、咳やくしゃみをした時に、肋骨が折れてしまったといった事例は実際に多くあります。
肋骨骨折の場合、ほかの箇所のようにギプスで固定することは難しくなります。バストバンドなどを使って肋骨を固定する方法が一般的であり、それほど大変な治療ではありません。
ただし、2箇所以上骨が折れている場合には、呼吸ができなくなってしまう恐れがあります。そのため、日頃から肋骨に注意する必要があるでしょう。


胸腰椎移行部は徐々に潰れることがある

「胸腰椎移行部」の骨折も、高齢者によく見られる事例です。特にS字カーブをしている背骨の曲がった部位で、骨が折れてしまうケースが多く見られます。
特に注意するべき行動としては、「しりもち」を挙げることができます。若い人でもしりもちによって折れてしまう事例は見られますが、高齢者は若い世代よりも転倒しやすいため、日頃から注意しておくことが大切です。
また、高齢者の場合には一気に症状が現れるのではなく、徐々に骨を潰すような形で顕著になるパターンも見られます。これは、骨がもともと弱くなってきていることに加え、筋力低下も相まって自分の体重を支え切れなくなってしまうためです。
高齢者の中で、腰をかなり曲げて街中を歩いている光景を見たことはありませんか。このような、極端に腰が曲がっている高齢者の中には、知らず知らずのうちに胸腰椎移行部が圧迫骨折している方が見られます。

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