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高齢者の入院。「一ヶ月以内に行き先を探して!」

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入院

 

「1ヶ月以内に退院後の行き先を決めてください」

突然そんなことを言われたら困る方は多いことでしょう。
高齢での入院でよく起きる事例です。入院した高齢者の多くは、入院中の寝たきり状態で日常生活動作が低下し、自宅での生活は難しくなっています。家族との同居が難しければ老人ホームを探すことになるでしょう。
でも、老人ホームってどこにあるの?そもそもどんなところ?という状態から始まるのが一般的です。そんなことが自分に起こるなんて想像がつかないかもしれません。でも、多くの人が突然の老人ホーム探しに困惑するのが現実です。
入居相談に来られた7~8割が1ヶ月以内に入居できるところを探しています。中には最初の相談から1週間以内に入居に至るケースもあります。特に、認知症を患う方の場合、急ぐ傾向にあります。

 

情報が得られない?!老人ホーム探しの現実

役所へ行ってもサービス種類と連絡先が書いてあるだけの老人ホームの一覧表を受け取るのみです。これまで付き合いがあったケアマネジャーや医療相談員に相談をしても、パンフレットを渡されるか、良くて評判が良いと聞く老人ホームを紹介されるだけが一般的です。よほど親身な方でなければ見学先まで同行しアドバイスをしてくれることはありません。
紹介された老人ホームに行ってもすでに満室の状態。何を見たり聞いたりしたら良いのか、自分の親の個性や特徴に合うところなのかはわからないのは当然です。

 

入院をしたらその後の生活を考えておく

「ここなら!」と思えるような自分の親に合った老人ホームを決めたいのであれば、入院した時から行動しておくべきです。老人ホームをリストアップし、数軒の見学を行い契約するという行程を退院前1ヶ月の間で行うのはとても大変なことです。良さそうな老人ホームを見つけたとしても、満室であれば入居できません。そうこうしている内に期限の1ヶ月が迫り、焦って妥協して決めた老人ホームに入居という結果にもなりかねません。
ご高齢の方にとって生活環境が変わることはとてもストレスです。一度決めた老人ホームを変えることは避けたいことです。入院が決まったら、退院後の生活をきちんと考えておくことが、ご本人、ご家族双方にとっての安心に繋がることでしょう。

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