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より良い老後生活のために!認知症の早期発見と物忘れの違い

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高齢者夫婦
Still In Step / oldcurmudgeon | Flickr

シニアの方が心配になる病気といえば「認知症」ではないでしょうか。しかし、年を重ねるごとに記憶力・判断力は低下していくため、「単なる物忘れとの区別がつかない」といった声はよく聞くものです。
そこで今回は、認知症と物忘れの違いや早期発見のメリットなどについてご紹介します。


物忘れとはどう違う?

単なる物忘れでは、「物事を忘れている」こと自体は認識しています。例えば、あなたが友人と会う約束の時間を忘れてしまったとしましょう。この場合、友人と約束した事実は覚えていますが、会う時間のみを忘れてしまったことになります。
一方認知症では、「友人と約束した事実」自体を忘れてしまいます。自分が忘れていることに気付けないため、友人から約束を破ったことに関して尋ねられると、「約束なんかしていない!」と怒ってしまう方もいます。
したがって、両者を区別するためには、物事の「忘れ方」に気をつける必要があります。行動や事実、場所自体を忘れてしまっている場合には、単なる物忘れではないと疑うようにしましょう。


こんな症状に気を付けよう

不安感や被害妄想が以前と比べて強くなった場合には、特に注意する必要があります。怖がったり寂しがったりする頻度が増えた、周囲の人に怒ることが増えた場合などは、認知症を疑った方がよいでしょう。
具体的な症状としてはほかにも、何事に対しても意欲を失ってしまう、他人との会話がかみ合わないなどを挙げることができます。家族内にシニアの方がいる場合には、日頃からシニアの方の行動・発言に目を向け、以前と比べて違和感がないかどうかをチェックするようにしましょう。


早期発見のメリットって?

認知症は、早期発見することで改善する可能性もあります。中には治療法が確立されていないタイプも見られますが、進行を遅らせることができる可能性も十分にあるため、早期発見をすることが重要なポイントとなります。
また、発症した本人が早く気付くことができれば、これから起こすべき行動についてゆっくりと考えることができるでしょう。家族に伝えたいことを話したり、遺産や葬儀などの希望をまとめたりすることも可能になります。
そのため、前述の症状が見られた場合には、家族など周りの方が本人に早めに伝えることも大切になります。

 

初期症状の段階で早期発見し、本人が自覚することができれば、さまざまな選択肢を検討することができます。シニア本人の意思を尊重するためにも、日頃から家族や周りの方が発言・行動をチェックしてあげるようにしましょう。

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