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介護をする上で知っておこう、高齢者のかかりやすい病気

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高齢者の病気
The Drip / myutpalacio
 
介護をする際には、要介護者の生活をサポートするだけでなく、体調の変化にも気を遣う必要があります。健常者と比べて発症リスクが高い病気もありますし、病気にかかってしまった場合には、介護者がすぐに病院へ連れていく必要があるためです。
そこで今回は、特に注意したい高齢者がかかりやすい病気について紹介していきます。
 

自覚症状が乏しい「高血圧」

高血圧に悩まされている高齢者は多く見られますが、高血圧を放置しておくと、脳卒中や心臓病などの深刻な病気につながる恐れがあります。また、高血圧は動脈硬化を引き起こすことがあり、動脈硬化がさらに高血圧を引き起こすという悪循環に陥る可能性も考えられます。
高血圧は自覚症状が少ないため、介護者が日頃から高齢者の血圧を把握しておくことが大切になります。定期的に血液検査を受け、その結果を介護者がしっかりと把握しておくようにしましょう。
要介護者は運動不足に陥りやすい傾向が見られますが、運動不足も高血圧の原因のひとつとして考えられています。そのため、高血圧の予防として、要介護者の体をできるだけ動かすようなサポートを日頃から行うことが望ましいでしょう。

 

長期のケアが必要になる「認知症」

認知症には主に6つの種類に分かれており、全体の6割を占めるアルツハイマー型認知症のほかに、レビー小体型認知症・ピック病・脳血管性認知症などがあります。認知症の種類によって、効果的な治療法・予防法などが異なるため、どの分類に当たるのかを確認しておきましょう。
要介護者が認知症にかかると、家族の方やヘルパーなどの負担が増えることになります。そのため、認知症の症状に気付いた段階で、進行を遅らせるための治療を素早くスタートさせることが重要となります。
認知症の主な症状としては、同じ話を繰り返す・被害妄想が強くなる・暴言や暴力が増えることなどが挙げられます。これらの症状が見られた場合には、すぐに病院で診断を受けることが望ましいでしょう。

 

近年増加傾向にある「老人性うつ病」

在宅介護では、介護者のストレスが溜まりやすい傾向にありますが、環境によっては要介護者が強いストレスを感じてしまうこともあります。ストレスが蓄積されると、「老人性うつ病」という精神疾患を発症する恐れがあるため、要介護者の精神状態にも注意する必要があります。
老人性うつ病を発症すると、不眠症や食欲不振などに陥ることがあります。ぼんやりしている時間が増えた・以前と比べて怒りっぽくなったなどの症状が見られた場合には、老人性うつ病の発症を疑うようにしましょう。

 

要介護者は自分が病気にかかっていることに気付けないこともあるため、介護者が体調の変化に注意することが大切になります。定期的に病院で健康診断などを受け、要介護者の健康状態をしっかりと把握しておくようにしましょう。

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