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気をつけよう!冬に多い高齢者事故

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怪我

現在では、以前に比べて健康寿命が延伸しているといわれています。さらに健康な身体で長く生活できるように、さまざまな取り組みが行われています。高齢化が進んで、高齢者の人口が増えていくと、いろいろな心配ごとも出てくるものです。


体力の低下が引き起こす転倒

高齢になると、身体のさまざまな機能や筋力、体力が衰えていきます。筋力や体力が低下することで、転倒しやすくもなります。この転倒は、外出先の屋外だけではなく、家の中でも転倒する高齢者が多いようです。


冬場も恐い熱中症

日本には四季があって、夏場は蒸し暑くなる地域が多くあり、年々熱中症の症状を発症する高齢者が、増えているのも事実となっています。逆に冬場は寒くて、家の中にいてもそれぞれの部屋に移動する際には、温度差が身体に堪えることも多いものです。高齢者にとって寒さは、重大な事故につながる恐れがあることから、注意が呼びかけられています。


入浴事故に気をつける

冬に多くみられる高齢者の事故には、入浴事故があげられます。これは、暖かく暖房されていた場所で過ごしていた居間から、脱衣場や浴室の寒い場所へ移動して、そこで衣服を脱いで暖められた浴槽へ入ると、急激な温度差を身体が感じることになります。このことは、血圧や脈拍が変動して、脳梗塞や脳出血、心筋梗塞などの疾患を、引き起こすことにつながるものです。
高齢になると、寒さや暑さを感じにくくなるといわれていますので、本人の自覚があまりないまま、突然脳血管疾患や心疾患を起こす危険性があります。このため、室内の温度は20度前後が健康のためには良いとされています。高齢者の事故を減らすためにも、室内の温度差を少なくして、適度な暖かさを保つことが大切になります。脱衣場に暖房器具を設置したり、浴室内も暖房を取り入れて、均一に暖めるなどの対策が必要といえるでしょう。
また、転倒事故も高齢者になると増えています。浴室内の床も転倒の危険性が高いため、滑りにくい床にかえてみたり、手すりを取り付けるなどの工夫が必要になります。家の中にも、転倒しやすい場所があるものです。階段や、部屋と部屋との段差、玄関などの場所があげられます。高齢になると、脚の筋肉が衰えて上がらなくなり、一歩の歩幅が狭くなっていきます。歩くときには、すり足になっていることも多いため、段差をなくしてバリアフリーにすることが理想となるでしょう。加えて、階段や廊下、玄関などには手すりを取り付けて、転倒を防ぐことも大切になるでしょう。

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