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気をつけたい!食事が困難な高齢者へのやっていいケア・悪いケア

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食事介助

認知症を発症したり、加齢によって身体能力が衰えたりすると、食事が困難になってしまうこともあります。そのようなシニアの方が家族にいる場合には、自宅でできるケアを覚えておくことが望ましいでしょう。
ここでは、食事が困難なシニアのために、家族の方が自宅で行えるケアについてご紹介します。

 

高齢者のこんな症状に注意しよう

「嚥下(えんげ)障害」と呼ばれる障害をご存知でしょうか。簡単に言えば、ものを飲み込むことが難しくなる障害であり、この障害が生じると容易に食事を摂ることができなくなる恐れがあります。
嚥下障害の主な症状としては、「何かを食べるとむせる・声が変わる・口からこぼれやすくなる」などを挙げることができます。原因については人によってさまざまであると考えられていますが、早期発見することができれば、薬や手術によって回復できる可能性があります。
また、虫歯や歯周病などにも注意する必要があります。口腔内の健康が損なわれると、食べ物を噛むことが難しくなるため、食べられる料理が制限されてしまいます。

 

献立や道具を工夫してみよう

口腔内の環境や嚥下障害によって、食べ物を飲み込んだり噛んだりすることが難しい場合には、献立に工夫を施すことを考えてみましょう。例えば、とろみ食やミキサー食を献立にすることで、食事が困難な高齢者の方も比較的食べやすい状態となります。
また、手が不自由な高齢者の方がいる場合には、スプーンホルダーや折り曲げスプーンなどを使用すると良いでしょう。ほかにも、お皿の下に吸盤を使用して固定したり、飲み物にストローを使用したりするだけで、摂食をサポートすることができます。

 

食事介助の正しい方法

高齢者の方の食事介助をする際には、できないことだけをサポートする姿勢が大切になります。全ての行動をサポートしてしまうと、高齢者の方が不快に感じたり、身体機能の低下を促進してしまったりする恐れがあるためです。
したがって、介助することを考えている家族の方は、高齢者の方としっかりと話し合った上で、サポートする内容を決めることが大切になります。もし、高齢者の方との意志疎通が難しい場合には、日頃から行動をチェックし、必要なケアとそうでないケアを見極めるようにしましょう。
高齢者の方が口に食べ物を上手に運べず、食べ物を口に運ぶサポートをするのであれば、毎回飲み込んだことをチェックする必要があります。食べ物が詰まってしまう恐れがあるため、飲み込んだことを確認した上で、次の食べ物を口に運ぶようにしましょう。

 

おわりに

ここまで、家族の方が自宅で行える食事のケアについて紹介してきました。
高齢者の方の全ての行動をサポートしてしまうと、良いリハビリの機会を失ってしまう恐れがあります。また、できるだけ本人の意思を尊重しながら、求めているケアのみを行うように心がけましょう。

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