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あなたは大丈夫?よくある相続トラブルを避けるための3つのポイント

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遺産相続

家族が亡くなった時、その相続をめぐってトラブルになることはしばしばあります。それまで家族として兄弟仲良くやってきたのに、相続トラブルがもとでほとんど付き合いがなくなってしまうケースも見られます。このようなトラブルを回避するためには、3つの準備をしておくべきです。

1つ目の準備は、遺言書を残しておくことです。大きく分けて型式として、自筆証書遺言と公正証書遺言がありますが、公証人が作成する公正証書遺言がおすすめです。 この方法は、公証役場が書類を保管する形を取ります。このため、紛失や変造される恐れをまず心配する必要がなくなります。作成費用は多少かかってしまうものの、もめごとの起きるリスクは少なくできます。

遺言書

書類を作成するにあたって2つ目の注意点として、特別受益と寄与分を考慮に入れることも大事です。特別受益とは、生前に親が子供に何らかの資産を贈与したケースです。 具体的には結婚のための持参金を持たせた、大学以上の教育資金を援助した、独立するときに居住用の宅地の資金を援助したといったことです。「お兄さんは前にあれだけの援助を受けているのにこの財産配分はおかしい」といったことがもめごとの原因となることはままあります。 寄与分とは、子どもが生前親に対して行った貢献分です。親の仕事を手伝った、資金を提供した、親が病気で倒れたときに介護や看護をした、親の財産を維持や増加するために何らかの貢献をしたといったことが含まれます。こちらも「自分はこれだけ親のために尽くしたのに…」ともめる原因となりかねません。

最後のポイントとして、法定相続人と遺留分があります。特別遺言のない場合には、法定相続人がそれぞれ決められた分割分の遺産を得る権利が発生します。 しかし遺言があれば、分割方法はその他の手法をとっても構いません。ただし相続人には遺留分と言って、最低限の相続分を得る権利があります。もしこの遺留分を侵害するような分割方法をとった場合、遺留分を取り戻す法的な請求をする権利があります。 子供や配偶者が、遺産を受け継ぐ権利を法的に得ます。しかし長男の嫁のような、子どもの配偶者にはその権利は発生しません。

このように亡くなる前から、どのように自分の財産を子供たちなどに引き継ぐかはきちんと整理しておいた方が良いでしょう。亡くなった時のことを死ぬ前に考えるのは不謹慎という考え方もあるでしょうが、その後のトラブルを考えると早めの準備は大切です。

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